杵と臼を使っての昔ながらのもちつき会を4年ぶりに行いました。
一臼目は丁寧に「しこつき」
(もち米の粒を杵で抑えながら潰すことで、つきやすくなります)をして、
園長先生の「手合わせ」でつき始めると、
子どもたちから「よいしょ」「よいしょ」と手拍子と一緒に声がかかりはじめ、
次第に大きな声援になりました。
つきあがると「きなこもち」にして味見!!
つきたての餅は「やわらかい!」「フワフワや!」ととても好評でした。
二臼目は5歳児のひまわり組が「はっぴ・ハチマキ」姿で、子ども用の杵を持ち、
友だちと一緒に、力をあわせて餅をつきました。4年ぶりという事で見るのも、
つくのも初めてでしたが、中田さん川﨑さんのサポートもあり、
張り切ってチャレンジしました。
「お餅は苦手!!」と言っていた子が、小さなひとかけらを食べて
「苦手じゃないかも!!」と気付き、
「もっと!」とお代わりする姿もありました。これこそ「自分でついたから!」
「餅つきを、(お餅のできる様子)を見たから!」
五感で体験して心が動いたからこその姿です。
また、初めて参加した職員から、
「餅つきって機械じゃないんですか??」と言う声が聞かれ、
驚くと共に、古き良き日本の伝統文化を経験する機会をつくり、
次の時代へ繋ぐことも園の大きな役割の一つだと感じました。